神戸新聞杯 G2
オルフェーヴルにとって、この神戸新聞杯(G2)は最高の菊花賞(G1)トライアルとなった。このレース、圧倒的な1番人気で出走したオルフェーヴルは、1000m通過が1分3秒5というスローペースを、引っかかることもなく5番手で追走。最後の直線では鞍上の仕掛けに即座に反応すると、メンバー中最速となる32秒8の末脚を使い、最後は余裕残しで2着馬に2馬身半の差を付けてゴール板を駆け抜けた。...
View Articleオールカマー G2
下半期の大一番に向けての前哨戦、オールカマー(G2)は今年の宝塚記念(G1)の覇者アーネストリーが完勝。休み明け、59kgの斤量をものともせず、横綱相撲で秋の復帰戦を飾った。...
View Article札幌2歳S G3
今年の桜花賞(G1)。半姉のマルセリーナが勝利したとき、生産者である社台ファーム代表の吉田照哉氏からは、マルセリーナの強さを称えると共に、デビュー前のグランデッツアに対する期待も述べられていた。...
View ArticleシリウスS G3
09年の札幌記念(G2)で、年度代表馬にも輝いたブエナビスタを退けたヤマニンキングリー。その札幌記念(G2)以来となる勝利をあげた条件とは、デビューしてから初めて走る砂の上だった。...
View ArticleスプリンターズS G1
今年のサマースプリントシリーズのチャンピオンこそ、ほんの僅かなポイント差で逃したものの、カレンチャンはこのスプリンターズS(G1)で、より大きなG1というタイトルを手に入れた。...
View Article毎日王冠 G2
ここまで4戦4勝という「東京の鬼」でもあるダークシャドウに、ファンは単勝2.0倍という圧倒的な支持で迎えた。だがそれは、前走からマイナス2㎏という、休養明けとしてはほぼ完璧な出来も後押ししたのだろう。...
View Article京都大賞典 G2
ローズキングダムが復活した。8頭立てながらもローズキングダムを含めたG1馬4頭が出走した京都大賞典(G2)で59㎏の斤量を背負わされたものの、先行して抜け出す強いレースぶりで、昨年のジャパンカップ(G1)以来の勝利をあげた。...
View ArticleマイルChS南部杯 Jpn1
震災復興支援のため東京開催となった第24回マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1)はトランセンドが激しい叩き合いを制して優勝。今春、世界の舞台で明らかにした日本が誇る実力を改めて知らしめた。...
View Articleデイリー杯2歳S G2
毎年素質馬が集う2歳重賞、デイリー杯2歳ステークス(G2)はキャリア1戦のクラレントが差し切り勝ち。兄リディルは一昨年のこのレースの勝ち馬で、見事に兄弟制覇を達成。2歳チャンピオンを見据えて狼煙を上げた。...
View Article府中牝馬S G2
サマー2000チャンピオンのタイトルは伊達ではない。今年からG2となり、G1ホースをはじめとして出走メンバーも例年以上に揃った今年の府中牝馬S(G2)を勝利したのは、牡馬相手の重賞で連勝を重ねてきたイタリアンレッドだった。...
View Article菊花賞 G1
2歳の夏、新潟で行われたメイクデビュー。1着で駆け抜けたゴール後、鞍上の池添謙一騎手を振り落としたオルフェーヴルは、JRA史上7頭目となるクラシック三冠制覇という偉業を遂げたその後も、あのときと同じように池添騎手を振り落とした。...
View Article天皇賞(秋) G1
京都大賞典(G2)を勝利したローズキングダム、そして札幌記念(G2)の優勝馬であるトーセンジョーダン。ノーザンファーム早来牧場の林宏樹厩舎長は、天皇賞(秋)(G1)の舞台に2頭の育成馬を送り出していた。 「2頭共に育成時から甲乙付けがたい優等生でした。ローズキングダムが先にG1で結果を残してくれましたが、トーセンジョーダンもクラシック候補と期待していた馬でした」(林厩舎長)...
View ArticleJBCクラシック(中央交流) Jpn1
地方競馬の祭典「第11回JBCクラシック(Jpn1)」は1番人気のスマートファルコンが好スタートから積極的な逃げ戦法で後続を完封。通算成績を31戦21勝とした。...
View ArticleファンタジーS G3
4年連続でノーザンファーム生産馬が勝利している阪神JF(G1)。このレースで2勝(08年ブエナビスタ、10年レーヴディソール)を含む3連対(07年2着レーヴダムール)を果たしているのがノーザンファーム早来牧場の日下厩舎である。...
View ArticleみやこS G3
現在のJRAのダート戦線には3頭のトップホースがいる。そのうちの2頭であるスマートファルコンとトランセンドは、3日に大井競馬場で行われたJBCクラシック(Jpn1)で大熱戦を展開し、スマートファルコンが勝利、トランセンドが2着と実力のほどを証明してみせた。 トップ3のもう1頭であるエスポワールシチーは、G1...
View ArticleAr共和国杯 G2
伝統の古馬ハンデ戦、第49回アルゼンチン共和国杯(G2)は新冠町のノースヒルズマネジメント生産のトレイルブレイザー(牡4)が優勝。古馬の中、長距離戦線にニューヒーローが誕生した。...
View Article京王杯2歳S G2
朝日杯フューチュリティS(G1)を目指す若駒たちの第47回京王杯2歳S(G2)は浦河町の谷口牧場生産のレオアクティブ(牡2)が重賞初挑戦で初勝利。谷口牧場に03年のブレイクタイム(京王杯オータムハンデ(G3))以来の重賞をもたらした。...
View Article武蔵野S G3
第16回武蔵野S(G3)は、4番人気ナムラタイタンが直線抜け出した人気のダノンカモンを差し切り重賞初勝利を飾った。開業9年目を迎える大橋勇樹調教師、父サウスヴィグラスにとっても記念すべき中央重賞初勝利となった。...
View Article