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Channel: 重賞ウィナーレポート - 競走馬ふるさと案内所
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小倉記念 G3

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 5度目の挑戦で射止めた重賞ウイナーの座。その晴れ舞台となったのは、ここまで4勝を上げていた、大得意の小倉競馬場だった。  「半兄のツルマルヨカニセも北九州記念(G3)で2着、小倉記念(G3)でも3着に入っていますし、兄弟揃って小倉は得意なのかもしれませんね。あと、暑くなるこの時期が合っているというのも、兄弟でよく似ているなあと思います」と白老ファーム繁殖主任の石垣節雄さん。その小倉での連勝を含む3連勝を上げた時には、石垣さんも重賞ウイナーとすぐになれるのではとの勢いを感じていただけに、ここまでの足踏みにはもどかしい思いも感じていたという。  「これまでのレースは、最後の直線を迎える辺りでいい位置に付けながらも、そこから伸びあぐねるレースが続いていました。でも、今回はあっという間に後続を置き去りにしてくれました。時計も速かったですし、満点の内容だったと言えるのではないのでしょうか」(石垣さん)  また、石垣さんはいい状態でレースへと導いてくれた石坂調教師、そして鞍上を務めた浜中騎手への感謝も口にする。実はこの2人もまた、昨年の小倉記念(G3)を制しているように、この舞台には非常に縁のあるコンビ。そこに小倉が得意のエクスペディションが加わったとなれば、それだけで勝利は盤石だったと言えるのかもしれない。  「今後も小倉では自分の力を発揮するレースを見せてくれると思いますが(笑)、この勝利をきっかけとして、まだ大きなタイトルも狙える馬にもなってくれると思います。今後はサマー2000シリーズが目標になりますが、秋競馬も楽しませてくれそうです」(石垣さん)

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