フィリーズレビュー G2
牡馬、牝馬共に有力馬が敗れ、混戦を深めている今年のクラシック戦線だが、フィリーズレビュー(G2)では1番人気の支持を集めたアイムユアーズが、昨年のファンタジーS(G3)以来となる重賞2勝目をあげた。...
View ArticleフラワーC G3
フラワーC(G3)を勝利したオメガハートランドの血統を調べていくと、ドバイシーマクラシック(G1)、有馬記念(G1)を制したハーツクライの名前を見つけることができる。...
View ArticleファルコンS G3
NHKマイルカップ(G1)へ向けての前哨戦、ファルコンステークス(G3)はブライトラインが豪快な決め手で圧倒し、嬉しい重賞初制覇を飾った。 本馬の故郷は新冠町のノースヒルズ。これまでにも多数の重賞馬を生産・育成し、現役馬にはアーネストリー、トランセンドという芝・ダートのチャンピオンクラスを筆頭に、クラレント、トレイルブレイザー、リディルなど実績馬が揃う。また一頭、楽しみな素材が芽を出してきた。...
View ArticleスプリングS G2
週末ごとに雨が降りしきっている気さえする、今年のクラシックトライアルレース。こうなると、サラブレッドの持つ「速さ」よりも、動物としての「強さ」が競われることともなる。 雨に煙った中山競馬場の、重く湿った芝コースで行われた今年のスプリングS(G2)で、他の13頭よりも強く、そして速く駆けだしてきたのは、昨年の札幌2歳S(G3)の優勝馬でもあるグランデッツアだった。...
View Article阪神大賞典 G2
96年の秋華賞(G1)を勝利。その年にはジャパンC(G1)でも2着となって、JRA賞最優秀4歳牝馬にも選出されたファビラスラフイン。繁殖牝馬となってからはコンスタントにオープン級の産駒を送り出してきたが、ついに9番仔となるギュスターヴクライが、母に重賞タイトルを授けた。...
View Article若草賞(GDJ)
牝馬競走の振興を目的に2010年にスタートした『グランダム・ジャパン』シリーズも今年で3年目を迎える。2012年3歳シーズンの初戦は「若草賞」。3月19日(月)に広島県の福山競馬場ダート1800mで行われ、笠松競馬所属のキミニコイシテ(父ブラックホーク)が、5番人気ながら1分59秒4(重)のタイムで優勝した。...
View Article毎日杯 G3
第59回毎日杯(G3)は、前日の雨が残る重馬場を「鬼脚」としか表現できないような末脚で、直線一気のレースでヒストリカルが優勝。さぞかし牧場時代から評価が高かったのではと思ってしまうが、昨年の今頃は、非力さばかりが目立っていた。...
View Article日経賞 G2
天皇賞(春)(G1)を目指す古馬たちによるの日経賞(G2)。積極的に先手をとった12番人気のネコパンチ(牡6)が、そのまま1度も他馬に先頭を譲らず優勝した。1994年秋の天皇賞馬ネーハイシーザーの生産者としても知られる浦河町の大道牧場は1999年の小倉サマージャンプ(JG3)(勝馬ロングイカロス)以来の重賞制覇となった。 痛快なパンチだった。...
View ArticleマーチS G3
サンスポ4歳牝馬特別(G2)、ローズS(G2)を制したサイレントハピネスの産駒となるサイレントメロディが、ついに重賞を制した。同じ社台ファーム生産馬では、阪神大賞典(G2)でもファビラスラフインの産駒であるギュスターヴクライ(牡4・荒川)が初重賞制覇を果たしており、現役時からの母たちのファンにとっても嬉しい結果となったのではないのだろうか。...
View Article高松宮記念 G1
1番人気こそ譲ったとは言え、昨年のJRA最優秀短距離馬となったカレンチャンにとって、その評価も、そして新装中京競馬場のコースも、全く問題としなかった。...
View Articleダービー卿ChT G3
安田記念(G1)を目指す一流マイラーが集う第44回ダービー卿チャレンジトロフィー(G3)は、トップハンデを背負って3番人気のガルボがゴール前で先頭に立ち、そのまま後続の追撃をしのぎきって優勝。10年1月のシンザン記念(G3)、今年2月の東京新聞杯(G3)に続いて重賞3勝目を記録した。...
View Article産経大阪杯 G2
上半期G1をにらんで毎年有力馬が激突するハイレベルのG2戦、産経大阪杯(G2)は4歳馬ショウナンマイティが目の覚める末脚で突き抜け、嬉しい重賞初制覇を飾った。...
View Article産経大阪杯 G2
上半期G1をにらんで毎年有力馬が激突するハイレベルのG2戦、産経大阪杯(G2)は4歳馬ショウナンマイティが目の覚める末脚で突き抜け、嬉しい重賞初制覇を飾った。...
View Article阪神牝馬S G2
条件馬が重賞競走に出走。ハンデ戦ならまま見られることもあるが、今回、クィーンズバーンが出走したのは別定戦の阪神牝馬S(G2)。しかもG1ウイナーも出走と、掲示板に乗ることさえ難しいように思えた。...
View ArticleNzT G2
デビューからの3連勝で重賞初制覇。3歳短距離戦線の新星となった感があるのがカレンブラックヒルだ。「追い切りも動いていましたし、いつも通りにいいスタートを切られれば、結果を残せるのではないかと思っていました」とはノーザンファーム空港牧場の高見優也厩舎長。その高見さんの元で鍛えられたカレンブラックヒルであるが、乗り始めから評価の高い馬だったと話す。...
View Article桜花賞 G1
桜花賞当日、ノーザンファーム空港牧場で育成を手がけた伊藤賢厩舎長は、阪神競馬場に出向いて、ジェンティルドンナのことを応援していた。 「最初、馬体重が表示されていたときには、マイナス体重だったことに心配もしたのですが、パドックでの姿は決して細くは映りませんでした」(伊藤厩舎長)...
View Articleル・プランタン賞(GDJ)
「グランダム・ジャパン」3歳シーズンの第3戦は、佐賀競馬場で行われた「ル・プランタン賞」。“ル・プランタン”とはフランス語で“春”を意味し、2003年に創設された当初から佐賀競馬場で春先に実施されている3歳牝馬の重賞競走。2010年より地方競馬全国交流競走となり、「グランダム・ジャパン」シリーズに組み込まれた。...
View Article皐月賞 G1
牡馬3冠の初戦、皐月賞(G1)は、昨年の3冠馬オルフェーヴルと同じ配合から生まれたゴールドシップがポッカリと空いたインコースを突き抜けて優勝。生産者の出口牧場と馬主の小林英一氏、そして須貝尚介調教師に初のG1タイトルを贈った。...
View Article福島牝馬S G3
東日本大震災の影響で中止していた福島競馬がいよいよ再開。震災後はじめての重賞レースとなる福島牝馬S(G3)は、1番人気に推されたオールザットジャズが、直線軽やかに抜け出し、04年オースミコスモの記録を0秒5短縮するレースレコード(1分46秒1)をマークして重賞初制覇を飾った。...
View Article